上棟式では日本建国の神々に祝詞を捧げました。たくさんの神々に感謝を述べ、穢れを清め、法に従い、大きなお守りの中に家を建てさせていただく、というとても謙虚で敬虔な気持ちが込められていることに改めて驚かされます。
ルーカスさんにドイツの上棟セレモニー、リヒトフェストを教えていただくと、屋根のトラス上にリースを飾り、感謝の呪文を木材に唱え、家の安泰や幸運をお祈りするそうです。その後、スピリッツなどの強めのお酒をいただき、飲み干したグラスを幸運の為に屋根から落として割るそうです。また、建築現場で関係者みんなで飲食してお祝いするようで、国は違っても、お家を建てる、ということは、神への感謝や仲間との絆をさらに深めさせてくれます。